「ほそログ」カメラ部

「ほそログ」からカメラの話をまとめました

次はPENTAXでアストロをトレースすっぞ

過去ログからデジイチ関連の記事を拾って再構成しております。
 
2019-01-04
 
てことで、カメラ欲しい熱冷めやらぬまま、必要もないのにNikon D80ジャンク2台買って直しただけでは飽き足らず、お次はPENTAX買いましたよーなおハナシです。
 
さて、すっかり散財モードに入っとりますが、そもそもデジイチ買い増して何撮るの?ですよね。
 
それはもちろん、天体写真!ですよっ。

 当方昔は天文小僧でありまして、中学時代は夜な夜なオリオンやらカシオペアやら追っかけてバルブレリーズしとりましたもんですよ。高校では地学部という名の天文サークルに所属しておりました。就職してからはオートフォーカス銀塩カメラを何台か買ったりもしてたんですが、2001年の獅子座流星群大出現の折に流星写真撮りまくったのを最後にすっかりくっきり足を洗っておりました。CasioのEXILIM(初代)買って以降はデジカメばっかり使うようになったからですね。んで、デジカメ、もうかれこれ20台ぐらいは買いましたかねえ。一眼レフはPENTAX istDS2やNikon D3100も買ったんですが、夜空に向けることはありませんでした。

それが、今回のカメラ欲しい熱の渦中、発見してしまったのが、
 
 
カメラボディ内蔵の手振れ補正機能をGPSと連動させ、地球の自転、星の日周運動を追いかけるというなんともロマンあふれる天体撮影専用機能!これなら赤道儀無しでも最大5分追いかけられるという、発明した人ほんとスゴイ!な機能ですよ。
 
もちろん天体写真は流し撮りもアリなんですが、つか、昔は赤道儀がどうしても買えず、直焦点とかコリメートとかは月ぐらいで、流し撮り専門の初級天体写真野郎でしかなかったんですけども。ともかく、アストロトレーサーを使えば憧れのくっきり点のお星様写真が撮れるとな!というわけですよ。
そこで、まずはAmazon星を追うカメラ 赤道儀不要で星を追尾撮影 PENTAXアストロトレーサー極める薄い本 Kindle版を購入して熟読。なるほど、アストロトレーサーはPENTAX K-r以降のモデルで利用可能と。GPSユニットO-GPS1をストロボをつけるホットシューに取り付けると。あとはレリーズタイマーとかあると便利と。オッシャーPENTAX買うぜーとなったものもつかの間、どうもK-rもK-xもK-30もK-50も、もしかしたらK-S1もK-S2もK-5もK-5IIもみんな「絞り制御機構不良」で写真が暗く写ってしまうという病に侵される機体が続出という不吉な情報が。
そんなら新品のK-70とかKP買えばええだけの話なんですが、そこはほら、安物買いの銭失い野郎な貧乏性なので(いや、金ならあるけどな)中古でサクッと安く揃えたかったもんで、徹底的にこの「絞り制御機構不良」を調べてみたんですよ。ネットだけだけどね。いわく、やれ充電池でなく単3電池なら発症しないだとか、2・3枚シャッター切れば直るだとかこれをリコールしないPENTAXはクソだとかいろいろありましたが、ついにたどり着いたのがこちら
つまり、絞り制御不良はシャッター切る前にいったん絞りを最大に絞ってから適正な絞りに戻すというPENTAXの絞り機構の仕様から、適正な絞りに戻すブレーキ電磁石ユニットのところで不具合が起きているので、その部品をカメラバラして取り出して加工してやれば直るということらしい。なにそれ、超おもしろそー。しかも、この不具合を発症したジャンクのK-rやK-30がヤフオクなら1万円切りで買えるじゃないかと。それはぜひやってみたい。と、いつもの目的と手段の入れ替わりが発生。で、このあたりのPENTAXデジイチを物色しているとき、YouTubeでK-30の修理動画見てたら右に出てきたD80の修理動画見て同様にバラして直るジャンクという触れ込みのNikon D80落札という寄り道を経て、晴れてPENTAX K-S1とK-50を落札。なぜか2台買ってしまった。いいんです。充電池共用できるし。
 
                K-S1(左)          K-50(右)
 
最初はistDS2や銀塩カメラで使ってたレンズを使えるので、ボディのみでよかったはずなんですが、やっぱり明るい単焦点とか、ボディが防塵防滴なんだから防塵防滴レンズがいいかなと思ってレンズ付きのセットを落札しました。K-S1は新品同様シャッター回数1700回、K-50は新品未使用。どちらも不具合発症してないまともなものですが、まージャンクはD80で満足したし、なんだか相場が上がっちゃってジャンクと完動品の価格差がそれほどなくなってたんで、それならキレイなやつのほうがいいかなと。それと、k-r、k-x、k-30はPENTAXの最新KAF4マウント(電磁絞り)に対応してないので除外しつつ、K-S1はペンタデジイチ史上最軽量、K-50は最後の単3電池使用可能機と、それぞれ唯一無二で面白いし。他にもGPS内臓のK-3IIもオススメですし、現行機種のKPは驚愕の超高感度ISO81万9200でWiFi内臓、K-70はバリアングル液晶が便利そうでオススメです。フルサイズのK-1やK-1IIもあります。もちろんお高いですが。
あと、K-50のほうは赤いんですが、箱外観と箱を開けてプチプチに包まれてる写真しか載ってなくてレッド・ブラックモデルだったことに落札するまで気づかなかった(赤だから安かったのかな)というマヌケな話なだけです。なんだかシャア専用みたいですが、まあそれもいいかと。
これでアストロをトレースできるペンタのデジイチ2台とレンズが6本。あと、最寄りのハードオフでO-GPS1が9980円で売ってたので買いました。全部で8万円近くかかりましたが、これで星空撮りまくるぞーという体制が整いました。まあ、8万もあればK-70の18-135レンズセット買えた気もするけど、気にしない!新品ならカメラ1台レンズ1本やけんな!ヤフオクならカメラ2台とレンズが6本やでぇ!(強がり)
 
とまあこんなオークションズハイが前回のエントリと並行して続いていたという近況でした。
(天体写真はまだ撮ってません←本末転倒)